「鍼って興味はあるけど…内出血とか、跡が残るのが怖いかも…」

そんな風に思っている方はいませんか?

とくに初めて「ルート治療」を受けようとしている方にとって、「内出血」という言葉はちょっとした“壁”になることがあります。でも実は―― それ、怖がらなくて大丈夫なんです
むしろ“効いているサイン”であること、知っておいてください。

この記事では、ルート鍼の施術でよくある「内出血」についてわかりやすく解説し、「それって本当に危険なの?」という疑問を解消します。


そもそも「内出血」ってなに?

内出血とは、毛細血管がちょっと破れて皮膚の下に血液がたまる状態のこと。ぶつけた時にできる青あざと同じようなものです。

鍼を打つことで、まれにその血管にあたると内出血が起こります。とくにルート鍼では「筋肉のコリが強く、深いところを刺激する」ため、通常の鍼治療より少し内出血の可能性が高くなることもあります。

ですが、ルート鍼でできる内出血は、ほとんどが自然に治る軽いものです。無理に押したりこすったりしなければ、数日〜2週間ほどでキレイに消えていきます。


なぜ「内出血」が起きるの?それって悪いこと?

実は、「内出血=悪い反応」と考えるのは早計です。

なぜなら、血液の流れが悪い場所ほど、内出血が起きやすいからです。

例えば、ずっと肩が重くてガチガチになっている人の場合、筋肉が硬くて血行も悪くなっています。そこに鍼を打つことで、固まっていた筋肉が刺激されて血流が促進される。その結果、内出血が一時的に現れることがあるのです。

これはむしろ、体が良くなろうとしている証拠。悪いものを外に出す“デトックス反応”とも言えるでしょう。


画像で解説!「内出血」ってこんな感じ

【画像1:施術直後の腕の内出血】
軽度の内出血。触っても痛みはほぼなし。

【画像2:内出血3日目】
色が少し薄くなり、紫から黄色っぽく変化。治癒過程の証です。

【画像3:内出血10日後】
ほとんど目立たなくなっています。メイクや服で隠せる程度。

※内出血の感じ方には個人差がありますが、痛みが強く残ることはほとんどありません。


Q&Aで不安を解消!

Q:内出血って跡が残りますか?

→ 基本的には時間がたてばキレイに消えます。早い方で数日、長くても2週間ほどで自然に吸収されます。体質や生活習慣により個人差はありますが、ほとんどが一時的なものです。

Q:顔や目立つところに出るのはちょっと心配…

→ ご希望があれば内出血しやすい部位を避けることもできます。カウンセリング時にご相談ください。また、メイクやマスクでカバーできるような工夫も可能です。

Q:内出血しやすい体質ってある?

→ 血管が細い、皮膚が薄い方は少し出やすい傾向があります。ただし、そうした方でも施術後のケア(冷やす・強くこすらない)をすることで大きな内出血は避けられます。


内出血よりも大切なのは「変化に気づくこと」

「内出血が出てしまった…」と不安になるよりも大切なのは、鍼治療によって身体がどう変化したかです。

  • 「肩こりが軽くなった」
  • 「頭痛の頻度が減った」
  • 「夜よく眠れるようになった」
  • 「フェイスラインが上がりクマがなくなった」

こうした“本来の自分の調子”を取り戻すことが、ルート鍼の目的です。
内出血はそのための一つの過程。あくまで「通過点」だと思ってください。



最後に

ルート鍼は、通常の鍼治療では届かない深部のコリをしっかりとらえ、根本改善をめざす治療法です。
内出血が起きることもありますが、それは決して“悪いこと”ではありません。

「体を変えたい」「このつらさをどうにかしたい」
そんな想いを持っているあなたへ、ぜひ一歩踏み出してみてください。

私たちは、その勇気をしっかりと受け止め、全力でサポートいたします。